導入事例
2023/09/18
【導入事例:freee finance lab 株式会社様】毎月約30分の作業で督促業務の「担当者依存」をなくし効率的な督促サイクルを実現!
会社名
設立年月
従業員数
freee
2018年10月
500 - 1000人(連結)
Lecto導入前の課題
発生が想定されていた未回収債権にアプローチするリソースが不足
Lecto導入後の効果・変化
毎月30分ほどの督促設定によって督促の自動化効率化を実現
法人向け統合型コーポレートカード「freeeカード Unlimited」を提供している「freee finance lab株式会社」の山本様に、Lectoプラットフォーム導入までの経緯や、約一年間ご利用いただいた導入効果などについてお伺いしました。

freee finance lab 社:山本様
会社・事業について
まずは、御社の事業について簡単にご説明いただけますか?
山本様)
はい。弊社はスモールビジネスを対象とした統合型クラウドERPを提供しており、中でもfreee会計という法人様向けのクラウド会計ソフトを主力のプロダクトとしています。現在は会計にとどまらず、業務全体をシームレスに完結させる統合体験を目指すために複数プロダクトを提供しています。
その一つである「freeeカード Unlmited」は、従業員様がこのカードを利用することで経理の方の確認作業を簡単にし、生産性の向上を目指しております。
特徴としてはfreee会計の会計データを持っているので、ある程度の入出金の予測がつくため、どの程度の限度額を設定すれば貸し倒れにならないかの予測を行いやすいです。
これは会計ソフトを提供している会社ならではの特長で、freee会計というソフトにとって最も使いやすい法人向けクレジットカードである
という自信を持っております。
Lectoプラットフォーム導入前の状況
Lectoプラットフォーム導入前で、業務で一番課題だったことについてお聞かせください。
山本様)
サービスリリースに合わせてLectoプラットフォームの導入を検討していたのですが、正直なところ業務や運用については、「始まってから考えるか」という気持ちでした笑
新規事業あるあるだと思いますが、リリース当初は色々トラブルが出るでしょうし、想定通りに進むことなんてめったにありません。今までも新規事業の立ち上げをたくさん経験してきたので、結局は「やるしかない」という感じでした。
なるほど。ではLectoを知ったきっかけはなんですか?
山本様)
カード事業を行うにあたり、「期限までに支払ってくれないクライアント様は発生しそうだよね」という課題があがり、債権管理や督促の仕組みをプロダクトの中に持たせるよりも、外部リソースを利用する方が事業に注力できるのではないか
と考えていました。
そんなときに、社内に御社の代表とつながりがある方がいたので、「とりあえずLectoさんの話を聞いてみよう」となりました。
ありがとうございます。ちなみに導入時は、Lectoプラットフォームのどの点を評価されたのでしょうか。
山本様)
督促業務が発生することはわかっていたので、とりあえず使ってみようという気持ちでした。
将来的にもオペレーションが回らなくなることは想定していたので、少ない人数で業務を回すためにはLectoプラットフォームのようなシステムが必要になるので、債権管理や督促業務を効率化できる点が評価ポイント
でした。
導入はどのような体制で進められましたか?
山本様)
サービスリリース当初は、まだ債権数も少なかったのでCRM(顧客管理システム)から連絡したりしていましたが、債権数が増えたときを想定し、まずはLectoプラットフォームに慣れることから始めました。
その後、ログイン時のSAML認証や債権データの自動連携などを社内エンジニアと協力しながら進め、徐々に私一人でも時間をかけずに利用できる環境を整えていきました。
導入後の効果

導入から1年が経ちますが、現状で感じられている効果や変化について教えてください。
山本様)
やはり、督促について何も考えなくてよくなった。
ということですね。
最初に督促スケジュールさえ決めてしまえば、自動で連絡してくれるので、「あ、今日メール送らなきゃ、あれをしなきゃ」など考える必要がなくなったのは大きいです。
今は(自社内での)データの自動連携の仕組みもあるので本当に何も気にしなくてよくなりました。
弊社のサポート体制についてはいかがでしょうか?
山本様)
いつでも気軽に相談にのってくださるので、社内の一部署のような感覚です笑
Slackで「ここわからないんですけど」って質問するとすぐに何らかの反応が返ってきて、必要であればミーティングが設定されるので非常に助かっています。
例えば、「Salesforceに詳しい人が社内にいる」みたいな感覚で相談させていただいているなぁという感じです。
導入後の効果について、定量的な成果はありましたか?
山本様)
正式リリースから1年ごろまでは一度も未回収債権が発生していないというのは、Lectoプラットフォームを通して、どのタイミングで(リマインドなどの)連絡をすれば良いかの仕組みを構築できたからだと思います。
私自身の業務負担としても、連絡作業を大変に思わなかったのはLectoプラットフォームを利用したのが大きいです。
時間の削減についても実感はありますか??
山本様)
「督促に関する作業」は毎月30分
ほどで済んでいます。
Lectoプラットフォームを使わないと「担当者依存」になってしまうので、「督促対象の確認」「督促対象へのメッセージ内容の確認」など確認部署や人をまたぐので、1日で終わらずに意図したタイミングで連絡ができないという状態になってしまいます。
Lectoプラットフォームだと、最初の初期設定さえ正確に行えば、人に依存した確認作業等が発生しなくなる
ところが非常に良いと思っています。
今後の展望・期待
今後、どのような業務にLectoプラットフォームを活用したいとお考えでしょうか。
山本様)
契約数増加に伴い、月をまたいだ未回収債権の数が今後どんどん増えていくと思います。今はまだリマインドの連絡の仕組みがメインになっていますが、今後は月またぎの債権への連絡サイクルを検証していきたいと思っています。
「どのタイミング」で、「どのようなメッセージ内容」で連絡するのかの検証をLectoプラットフォームで進めていきたいですね。
Lectoプラットフォームを勧めるとしたら、どんな企業がマッチしそうでしょうか。
山本様)
今の時代、どの企業でも請求金額を回収できないお客様が発生すると思います。
未回収債権を無視するのか、回収に対して人やお金を投資するのかは企業さんの判断になると思いますが、投資対効果が合うなら回収に向けて動くべきですし、そういうときにLectoプラットフォームのように、データを連携すれば自動で督促してくれるシステムを利用するのが効率的な手段
だと思います。
未回収債権の数が多くて、そこにアプローチできる人がいない企業は、Lectoプラットフォームの導入を検討するのが良いと思います。
今後の展望についてお聞かせください。
山本様)
契約者数は伸びてきて、非連続的な成長を行えていますが、freee会計のユーザー全体の伸びを見るとまだまだ伸ばせると思っています。
冒頭でもお伝えしましたが、freee会計というソフトに最も適した法人向けクレジットカードという自信がありますので、freee会計を利用されているユーザー様全員に「freeeカード Unlimited」をご利用いただきたいと思っています。
理想としては、freee会計のアカウントを作成したら、「freeeカード Unlimited」も自動的に発行、ご利用いただけるようにしたいですね。
山本様、本日はありがとうございました!
債権管理・督促回収にお困りの企業様は、ぜひLectoセールスチームまでお問合せください!
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